今日、5月5日はこどもの日。野比苑ではこどもの日の特別食が提供されました。メインは『五目御飯』と『めばるのもろみ味噌焼き』です。とてもおいしそうです。おいしそうなのですが、、、それらメイン料理を凌駕する注目を集めた料理がありました。




「おいしい!」の声と満面の笑み。おいしいもの食べるのって何よりも幸せです。


野比苑の管理栄養士が作成した『おしながき』を真剣な表情で見ているご入居者が多数。

本日の食卓の中でひときわ異彩を放つ青い小鉢。「すごくキレイな色ね。この青いのは何?」という声が多数あがりました。たしかにすごく青いです。『おしながき』を見てみましょう↓

青い小鉢は『ネモフィラ風ゼリー』です。おしながきでは2つとなりに書いてある『青菜の青じそ和え』よりもある意味本当にしっかり青いネモフィラ風ゼリー。
※『ネモフィラ』についての詳細情報は、下の方に書いてある『まめちしき』をぜひ見てください。
野比苑の管理栄養士さんに聞いてみました。この『ネモフィラ風ゼリー』は、ゼラチンベースのゼリーにレモン汁を加えて、かき氷でおなじみのブルーハワイで色をつけたゼリーで、上にのっているのはカットした白桃だそうです。
下の写真↓は、茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園のネモフィラです。


空の青とネモフィラの花。絶景です。

そしてこの日の3時のおやつは『柏餅』。こちらも好評でした。

ネモフィラについて
ネモフィラは、ムラサキ科(旧ハゼリソウ科)ネモフィラ属の植物です。青い花を咲かせます。
花の見ごろは4月中旬~5月上旬です。
北アメリカ原産の一年草で、和名を瑠璃唐草(るりからくさ)といいます。一般的には乾燥した環境を好み、水やりとか肥料がそんなに無くてもちゃんと育つタイプの植物と言われています。
『おしながき』に書いてある通り、花言葉は『どこでも成功』です。上記の通り北アメリカ原産ですが、その後はヨーロッパなどにわたってもしっかり根付いて育ちました。ヨーロッパに渡る際の関税が当時どうだったのかはわかりませんが、このネモフィラ、可愛らしい見た目とは裏腹に厳しい環境でもぐんぐん育つというとっても頑丈な一面もある花なのでこのような花言葉になったそうです。