介護老人保健施設である野比苑では、色々な職種の職員が働いています。
先日のTOPICでご紹介した『作業療法士』に続いて、今日は『看護師』の仕事にスポットを当ててみましょう。
※先日の、作業療法士のお仕事紹介はこちら↓
→ 今日のリハビリ風景(作業療法士) – 介護老人保健施設 野比苑
→ 野比苑 通所リハビリ 今日のリハビリ風景(作業療法士) – 介護老人保健施設 野比苑
それでは、野比苑の看護師さんたちのお仕事をご紹介しましょう。




老健で働く看護師さんは、バイタルチェック、服薬管理、医療処置、リハビリ補助、日常生活支援などを通じてご入居者の皆様の健康管理を中心となって担い、体調の改善や自立を支援する重要な役割です。
日常的に医師や介護職員、介護支援専門員などと一緒に仕事をするため、他職種との連携・調整を行うことも必要となります。
特に、医師が不在の夜間帯には臨機応変な判断と対応が求められるため判断力や経験も重要となる、まさに老健施設にとっての主力といえるのがこの看護師さんたちです。

看護師さんの”はじまり”って?
人間はずーっと昔から、病気や怪我を負った人を世話するという、『看護の行為』をしてきました。特に、母親が子供を養育する「母親の養育」は、看護の起源とされています。
”看護”が確立されたのは?
1850何年くらいに、イギリス人のフローレンス・ナイチンゲールさんという人がクリミア戦争で従軍看護婦として活躍し、その後の看護の発展に大きな影響を与えました。彼女は「看護って何?」を明確に文章にして、看護婦の教育も始めました。
日本の看護師さんの”はじまり”は?
戊辰戦争(「ぼしんせんそう」って読みます。江戸幕府を続けたい人たちと明治政府を新たに作りたい人たちが戦って、結果、江戸時代から明治時代に変わりました)の際に看護師が登場し、明治18年(1885年)に有志共立東京病院看護婦教育所という看護師さんの学校がつくられ、日本で最初の看護師さん教育機関となりました。看護師さんという職業には100年以上の歴史があるんですね。
昔は『看護婦さん』だったよね?
昔は女性を「看護婦」、男性を「看護士」と呼んでいましたが、2001年の法改正で、男女共に「看護師」に統一されました。